前撮りの利点・結婚のスイートな思い出を永遠に残すために

前撮りの基本情報やトレンドを、前撮りのメリットとともに紹介しています。これから結婚について真剣に考えるというカップルにとって、とても役に立つ内容になっています。

結婚式に関連するイベントの中に、近年、当たり前のように組み込まれている「前撮り」。前撮りは、多くの場合、結婚式の数ヶ月前に行われるフォトセッションのことを指します。なぜ、この前撮りが当たり前のように行われるようになったのでしょうか?この記事では、前撮りについて、その利点を説明しつつ、前撮りの基本的な情報やトレンドについて紹介していきます。

前撮りの利点

前撮りがよく行われるようになった理由は、メリットが多いからです。メリットのないことをわざわざやる必要はありませんよね。前撮りにはたくさんのメリットがありますが、その主なものとして、

・二人の理想とする写真を撮ってもらえる
・式本番のリハーサル代わりになる
・さまざまな衣装を着られる
が挙げられます。順番にご説明しましょう。

二人の理想とする写真を撮ってもらえる

結婚式当日にフォトセッションを行うと、忙しいスケジュールが組まれている中でこなさなければならないため、二人が満足できるような写真ができあがるかどうかはわかりません。限られた時間内では、不満があっても撮り直しはほぼ不可能です。一生の思い出なのに、これでは納得がいきませんよね。そこで別日程で写真撮影だけのイベントが設けられたわけです。前撮りの日は、撮影に多くの時間をとれるため、写真の仕上がりに納得できるまで撮り直す時間は十分にあります。ただ、心配しなくても、そんなに撮影をやり直すことはないでしょう。余裕のあるなしだけで、写真撮影はずいぶん変わるんです。

本番のリハーサル代わりになる

前撮りは、結婚式同様に衣装を着て、メイクをして撮影に臨むため、式を前にして、重要な経験になります。前撮りは本番を目前にしたリハーサル代わりといってもいいでしょう。結婚式はひとりの人間の人生において大きな意味を持つイベントですが、これまではほぼぶっつけ本番で行われてきました。前撮りにより、完璧な形ではないにしても衣装を着たり、メイクを経験したりできるので、本番へ向けての心の持ちようを確認できるでしょう。

さまざまな衣装を着られる

結婚式では、そう何回もお色直しをすることはできません。ほとんどの新婦さんは、着てみたいドレスや和装があったのにあきらめているはずです。でも、式本番以外に前撮りを行うことで、あれもこれもとはいきませんが、ほかの衣装を選んで写真を撮ってもらえます。前撮りはせっかくの機会ですから、二人が望んでいることをすべてかなえたいものです。式本番で色打掛を着てみたかったけどあきらめたという新婦さんなら、迷わず色打掛で撮影してもらいましょう。結婚式は限られたチャンスですから、後悔しないことが最も大切です。

前撮りのバリエーション

前撮りは、スタジオ内で撮影が行われる「スタジオ撮影」と、屋外で撮影が行われる「ロケーション撮影」に大きく分けられます。

スタジオ撮影

スタジオ撮影では、フォトスタジオにて撮影が行われます。フォトスタジオには小物が豊富にそろっているので、独創性の高い演出で写真を撮ってもらうことも可能です。スタジオ撮影にはメリットがたくさんあります。まず、どんなに天気が悪くても撮影を延期する必要がないこと。また、スタジオという閉鎖的な空間なので撮影に集中できることが挙げられます。ロケーション撮影は、場所によっては多くの見知らぬ人たちの視線を感じながらの撮影になりますから、それが苦手だというカップルにはスタジオ撮影が向きます。スタジオだけで撮影が行われるため、費用を抑えられることもメリットです。

ロケーション撮影

屋外のさまざまな場所、たとえばビーチ、寺院、生まれ育った思い出の街などで撮影してもらえるフォトセッションです。結婚式とはまた異なる非現実的な世界を体験できることは、このロケーション撮影の大きなメリットだといえます。たとえば、世界的観光地である京都の街中でのロケーション撮影。京都に縁もゆかりもなくても、ロケーション撮影ならその夢はかなえられます。写真で季節感を表現できることもロケーション撮影のメリットだといえます。いくら季節感をスタジオで出そうと思っても、やはりそれは「演出」になってしまいますが、ロケーション撮影なら正真正銘の季節がそこにあります。

ただ、先ほどもふれたとおり、悪天候だと撮影自体が難しくなること、特に観光地ではたくさんの視線を浴びることはデメリットだといえます。悪天候への対応については、撮影を依頼する業者に確認する必要があります。道行く人に注目されることは、最初は恥ずかしいかもしれませんが、デメリットとはいえない側面もあります。ほとんどの人は、好意的な目で見てくれますし、祝福の言葉をかけてくれますので、緊張しやすい方でも、その内にリラックスして撮影に臨めるようになりますよ。

前撮りにかかる費用

やはりお金の話はしておかなければなりません。前撮りにはそれなりのお金がかかりますが、傾向としてはスタジオ撮影のほうがリーズナブルな料金設定になっています。平均の料金は10万円を少し超える程度。料金設定は、多くの場合、5~20万円の範囲に収まります。

着用する衣装の種類や数が料金を決める大きな要素です。衣装は和装のほうが洋装よりも高くなる傾向があります。ただ、式本番で和装を着るよりは前撮りで着るほうが料金はリーズナブルです。前撮りで和装、本番で洋装という衣装の選択もありではないでしょうか。

前撮りの費用には、撮影や衣装のほかに、ヘアメイク、アルバム用のデータ作成、データの補正、撮影場所を利用するための料金、交通費などが含まれます。ただ、ロケーション撮影の場合は、ロケ地までの足代が別途かかりますので、このあたりも費用がかかる理由だといえるでしょう。ほとんどのスタジオやロケーション撮影サービスで前撮りのためのパッケージを用意しているので、希望をかなえられるという条件でパッケージを探してみてはいかがでしょうか。

前撮りのトレンディロケーション

SNSが広く使われるようになり、写真撮影の人気ロケーションも広く知られるようになりました。前撮りでもやはり映えるロケーションは人気です。特に観光地、神社仏閣は定番スポットになりつつあります。神前式の結婚式を挙げられる方は少ないと思いますが、神社で前撮りすれば、そんな雰囲気も演出できます。

やはり人気の京都

いにしえの都・京都は、前撮りでも人気です。京都にはたくさんのフォトスポットがあるので、その中からいくつかのロケーションをチョイスするのは難しいかもしれません。そこでおすすめなのが、京都を熟知したロケーション撮影サービスの利用です。「京都好日(きょうとこうじつ)」は、京都の前撮りロケーション撮影を得意としています。
京都にはたくさんのフォトスポットがあるとはいえ、観光地であるがゆえに、撮影に制限があるスポットもあります。また、街を行き交う観光客が写り込まないように撮影することは難しいものですが、そのあたりは経験でカバーしてくれます。ノスタルジックな雰囲気の中で最高の思い出を作るなら、やはり京都はこの上ない場所。京都でのロケーション撮影をお考えなら、京都好日に相談してみてはいかがでしょうか。